「Instant Messaging(インスタント・メッセージング)」の略。
インターネットを利用して、リアルタイムに文字メッセージをやりとりができる通信手段のことです。電話より気軽で、メールより早くて便利なコミュニケーション手段です!
代表例としては、LINE、WhatsApp、Microsoft Teams、Slack、Skypeなどがあり、個人間のチャットだけでなく、ビジネス利用も広がっています。
※注意点
IMはスピード感のあるコミュニケーションを実現する便利な手段ですが、使い方を誤ると情報漏洩などのリスクが伴います。プライベートでもビジネスでもセキュリティ意識を持って利用することが大切です。
リアルタイムでメッセージ(文字)をやり取りできる通信アプリケーションのことです。メールのように時間差があるやり取りではなく、即時(インスタント)に相手と会話できるのが最大の特徴です。
◆主なインスタントメッセンジャー(代表的なサービス)
・LINE(ライン)…日本国内で最も使われている、通話・スタンプも充実
・WhatsApp(ワッツアップ)…世界中で利用されている、シンプルで高速
・Facebook Messenger…Facebookと連携、SNSとの親和性が高い
・WeChat(ウィーチャット)…中国で圧倒的なシェア、決済機能も搭載
・Discord(ディスコード)…ゲーマーやコミュニティ向け、音声通話も人気・Skype(スカイプ)…ゲーマイクロソフト提供、ビジネス向けにも使われる
エミュレーターの略で、ある機械やソフトウェアの動作を、別の環境で再現する仕組みやソフトのことをいいます。本来そのソフトウェアが動く環境(ゲーム機・OS・端末など)がなくても、別のパソコンやスマホ上で同じように動かせるようにするのがエミュの目的です。
※注意点
ファイル共用ソフトやアングラサイトなどで、エミュレーター用ファイルを(エミュロム)を手に入れて遊ぶことは違法となる。
「エンコード(圧縮)」と「デコード(解凍)」を行うためのソフトウエアや仕組みのことです。音声や動画などのマルテメディアデータはそのままではサイズが大きいため、コーデックを使って圧縮し、再生時に解凍します。
◆主なオーデックの種類
・音声コーデック:MP3,AACなど
・動画コーデック:H264,H265,MPEG-4など
◆役割
・データサイズを小さくし、インターネットで効率よく配信する
・高画質、高音質を維持しながら再生を可能にする
例えば、YouTubeやZoomなどの動画配信サービスも、コーデックによってスムーズな再生を実現しています。
動画コンテンツをWebに掲載する際、最適なコーデックを選ぶことがページ速度やユーザー体験に繋がります。
複数のホームページを、一つのウインドウ内にタブ形式で表示し、切り替えながら閲覧できるwebプラウザ。
◆代表的なタブブラウザ
・Google Chrome ・Microsoft Edge ・Safari ・Firefox など
インターネットを通じて他の人とファイルをやり取りするソフトウエアの事。
パソコン同士でファイルをやり取りするための道具。
※注意点
著作権のあるファイルを勝手に共有すると違法になることがある。また、ウイルスが入っているファイルが混ざる危険性もあるので信頼できる人とだけ使うのが安全である。
「閲覧ソフト」と訳される。主にwebページを表示するためのソフト「webページブラウザ」の意味で使う。ホームページを見るためのアプリです。
これがないとホームページは見られません。
◆代表的なブラウザ
・Google Chrome ・Safari ・Microsoft Edge ・Firefox など
無料で使えるソフトやアプリです。
◆ソフト類
・LINE…無料のメッセージアプリ
・Google Chrome…無料のインターネットブラウザ
・Audacity…無料の音声編集ソフト
インストールしてすぐに使える → 追加料金なし
「悪意のあるソフトウェア(Malicious Software)」の略称で、ユーザーの許可なくパソコンやスマホに侵入し、情報を盗んだり、システムに損害を与えたりする有害なプログラムの総称です。
◆主な目的
・個人情報の盗難(例:クレジットカード番号、パスワードなど)
・パソコンの乗っ取り(遠隔操作)
・広告の強制表示
・データの破壊・改ざん・暗号化(身代金要求など)
・他のマルウェアの拡散等
◆マルウエアの種類
・ウイルス…他のプログラムに寄生して感染を広げる。
・ワーム…ネットワークを通じて自動的に拡散。感染力が高い。
・トロイの木馬…一見無害なファイルに見せかけて、裏で有害な動作をする。
・スパイウエア…利用者に気づかれずに情報を収集。
・ランサムウエア…ファイルを暗号化し、復旧のために金銭を要求。
・キーロガー…キーボードの入力を記録して盗む(ID・パスワードなど)。
・アドウエア…強制的に広告を表示する。多くは不快な動作をする。
・ボット(Bot)…遠隔操作用のプログラム。大規模な攻撃(DDoS等)に使われる。
◆感染経路
1.不審なメールの添付ファイル・リンク
2.海賊版ソフトウェアやフリーソフトのインストール
3.偽のセキュリティ警告や詐欺広告
4.USBメモリや外部ストレージ
5.Webサイトの改ざんによるドライブバイダウンロード
◆対策方法
1.セキュリティソフトを常に最新にしておく
2.OSやアプリを最新の状態に保つ(アップデート)
3.怪しいリンク・添付ファイルを開かない
4.正規のサイトからアプリやソフトをダウンロードする
5.バックアップを定期的に取る(ランサムウェア対策)
◆名前の由来
Malicious(悪意のある)+ Software(ソフトウェア)を合わせてMalware(マルウェア)となっている。