インターネットやLAN(ローカルネットワーク)に接続された機器を識別するための「住所」のような固有の番号です。コンピュータ、スマートフォン、プリンター、サーバーなどネットワークに接続するすべての機器の1台1台に割り当てられます。
◆種類
1.グローバルIP:インターネット上で使われる、世界に一つの住所
2.プライベートIP:家や会社の中だけで使う、限られた範囲の住所
家庭内Wi-FiでスマホやPCに使われるのは「プライベートIP」です。
LAN端子の企画。現在、ほとんどの端子はEthernet規格と云ってよい。ネットにつなぐための線(ケーブル)のルールで家やオフィスで LANケーブルを使ってネットにつなぐときに使われています。
◆比較
・Wi-Fi=無線
・Ethernet=有線(線でつなぐ)
コンピュータがインターネットやネットワークにつながっていない状態の事。又はソフトウエアがネットワークで使用可能な状態になっていない事。
◆オフラインモード
ネットにつながっていなくてもつながるようにする機能で、Googleドキュメント、Spotify、YouTube Premium などで「ダウンロードしてオフラインで使う」ことができる。
インターネットの世界でよく使われる俗語で「プロシキサーバー(ProxyServer)」のことを指します。プロシキサーバーは、ユーザーのパソコンとインターネット上のサイトとの間に入り、通信を中継する役割を持つサーバーです。
◆プロキシの主な役割
1.匿名性の確保
利用者のIPアドレスを隠し、別のIPアドレスでアクセスすることで、匿名でのインターネット利用を可能にする。
2.アクセス制御・セキュリティ強化
社内ネットワークなどでは、アクセス先の制限や、不正アクセス防止に利用されます。
3.キャッシュ機能による効率化
一度取得したWebページを保存しておくことで、次回同じページにアクセスするときの表示を早くします。
◆バーチャルオフィスとの関連
・安全なプロキシサーバーを活用すれば、外出先からの接続もセキュアに行える。 ・バーチャルオフィスの会員ページへアクセスする際、セキュリティを高める一助になる。
◆まとめ
串(プロキシサーバー)は便利な仕組みですが、悪用例もあるため「正しく安全に利用する」ことが大切です。
IT(コンピュータ)の世界での「クライアント」
↓
サービスを受け取る側のコンピュータやソフトウエアの事
・webブラウザ(ChromeやSafari等)は「クライアント」
・サーバーから情報を受け取る役割をする
インターネット上で唯一に割り当てられるIPアドレスのことで、世界中で重複しないように管理されている。自宅や会社のネットワークから外部のWebサイトにアクセスするとき、このアドレスを通じて通信が行われます。
◆特徴
・インターネット上で唯一の番号であり、同じアドレスは存在しません。
・サーバーを公開したり、外部からのアクセスを受ける場合に必要です。
◆例
ホームページの公開、リモートアクセス、メールサーバー運用など。
一方、家庭内のネットワークや社内LANなどで利用するのは「プライベートIPアドレス」です。SEO対策やホームページ運営を行う際には、サーバーに割り当てられるグローバルIPアドレスが大きな役割を果たします。
インターネットや社内ネットワーク上で、情報やサービスを提供するコンピュータのことです。私たちが普段利用しているWebサイトやメールも、すべてどこかのサーバーから配信されています。
◆サーバーの種類
1.Webサーバー:ホームページを配信
2.メールサーバー:メールの送受信を管理
3.ファイルサーバー:データを共有
4.データベースサーバー:情報を蓄積し、検索や更新を可能にする。
◆サーバーの重要性
ビジネスにおいては、自社ホームページやネットショップを安定して公開するために、信頼できるサーバーを選ぶことが不可欠です。
また、SEO対策の観点からも、表示速度が速いサーバー・安定稼働するサーバーを利用することが検索順位向上に大きく影響します。
ネットワークに接続せずに単体で利用するコンピュータやシステムのことです。独立して動作することを意味します。
◆活用例
・ネット接続を必要としない業務用PCや専用機器。
・セキュリティ上、外部接続を避ける必要があるシステムに利用される。
◆バーチャルオフィスとの関連
・バーチャルオフィス利用者も、業務に応じて「ネット接続環境」と「スタンドアローン環境」を使い分けることで情報漏洩リスクを低減可能。
・特に顧客情報や契約データの取り扱いでは、スタンドアローン環境が有効なケースもある。
◆まとめ
スタンドアローンは安全重視の環境であり、バーチャルオフィス業務の中でも用途に応じて活用できます。
「Dynamic Host Configuration Protocol」の略。パソコンやスマホが自動でインターネットにつながるように、IPアドレスを割り当てくれる仕組みです。そのパソコンがシャットダウンし通信が終了したら割り当てたIPアドレスを自動的に回収し、別のパソコンに割り当てる。
◆どんな時に使う?
家や会社でWi-Fiに接続したとき、ホテルやカフェのフリーWi-Fi
↓
自分で設定しなくても自動でインターネットにつながる
インターネット上で特定のWebサイトを識別するための「住所」のようなもです。
「harvest.com」のような形で表され、数字の羅列であるIPアドレスを人が覚えやすい文字列に置き換えたものです。
◆ドメインの種類
・gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン):com,net,orgなど
・ccTLD(国別ドメイン):jp(日本)、us(アメリカ)など
・属性型JPドメイン:or.jp(団体)など
◆バーチャルオフィスとの関連
・バーチャルオフィス利用者が独自ドメインを取得してホームページを持つと、会社の信頼性やブランド価値が高まる。
・「jp」や「com」など、業種や地域に合ったドメインを取得することでSEO対策にもつながる。
・地域名を含むドメイン(例:osaka-office)は、SEO対策に有効で地域密着型の集客に役立つ。
・独自ドメインのメールアドレス(info@〇〇.jp)は、フリーメールよりもビジネスの信頼性が高い。
◆まとめ
ドメインは会社の「ネット上の住所」であり、バーチャルオフィスの物理住所と同様にビジネスの信頼性を担保する要素です。
インターネットへの接続を可能にしてくれる業者。インターネットサービスプロバイダー(ISP)とも呼ばれる。
◆プロバイダーと回線の違い
・回線…インターネットに繋がるための「線」や「設備」(例:光回線)
・プロバイダー…その回線を通じて世界とつなぐサービス
両方が必要です。
「Local Area Network」の略。限られた範囲内(オフィス、学校、家庭など)でパソコンやプリンター、サーバーをつなぎ、情報や資源を共有するネットワークのことです。LANを利用することで、ファイルの共有、インターネット接続の共有、社内システムの活用などが効率的に行えるようになります。
バーチャルオフィスを利用する企業にとってもLANは重要です。リモートワーク環境を整える際にVPN(仮想専用線)を導入することで、社内LANと同じ環境を自宅や外出先から利用できるようになります。これにより情報セキュリティを保ちながら効率的な業務を実現できます。
ネットワークではなく自分のパソコンやスマホ、家の中など限られた場所で直接つながっている機器を指す。
◆ローカルネットワーク
家や会社の限られた範囲だけのネット
LANケーブルを使わずに無線通信でインターネットや社内ネットワークに接続する技術のことです。Wi-Fiとして一般的に知られています。
◆活用例とバーチャルオフィスとの関連
・バーチャルオフィスを利用しながら、出先や自宅で無線LANを使えば柔軟な働き方が可能である。
・会員制のワークスペースやコワーキングスペースでは、無線LANが整備されているため快適に業務ができる。
・無線LANのセキュリティを強化することで、顧客情報や会社データを安全に扱える。
◆まとめ
無線LANはリモートワークやモバイルワークを支える基盤であり、バーチャルオフィスと相性がよい仕組みです。